項目 | 内容 |
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特徴 | ノミの刺咬に感作された犬と猫の腰仙部~尾根部(猫では頭頚部も)に見られる痒みを強く伴う皮膚病 |
症状 |
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原因 | ノミの唾液中に含まれる抗原に対する過敏反応 |
診断 | 病歴および臨床所見(ノミやその糞は見つからない事も多い、特に猫)、アレルギー検査(偽陰性のこともあり、必ずしも必要ではない)、病理組織検査(ただしアトピー、食物アレルギー、その他の過敏症と正確に鑑別できない) |
治療 | 滴下式ノミ駆除剤(フィプロニル、セラメクチンなど)、経口式ノミ駆除剤(アフォキソラネル、フルララネル、サロラネルなど)、副腎皮質ホルモン剤、抗生物質 なお減感作療法の効果は十分でない |
予後 | 厳重なノミの駆除を継続すれば予後は良好だが治癒はしない。年齢とともにノミの刺咬に対して感受性が増す事があり。同居する犬猫も定期的なノミ駆除を必要とする場合が多い。 |
一般診療