項目 | 内容 |
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症状 | 鼻梁、眼周囲、耳介から始まり、全身に拡大する膿胞、表在性びらん、痂皮、パッドの角化亢進、末梢リンパ節症 |
原因 | 自己免疫性(表皮細胞の成分を標的抗原とした自己抗体の産生を特徴とする) |
好発犬種 | 秋田、チャウチャウ、ダックスフンド、ベアデッドコリー、ニューファウンドランド、ドーベルマンピンシェル、スキッパーキー |
診断 | 細胞診(膿胞)、皮膚生検および免疫染色(画像下) |
治療 | 副腎皮質ホルモン剤(主にプレドニゾロン)、免疫抑制剤(アザチオプリン、クロラムブシル、エンドキサン、シクロスポリンなど)、金療法(金チオグルコース)、二次的な膿皮症の治療および予防、シャンプー療法(クロルヘキシジンなど) |
予後 | 良好だが寛解維持に生涯の治療が必要 |
皮膚IgM免疫染色
同症例治療から43日後