項目 | 内容 |
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特徴 | 過度なグルーミング(なめる、かむ、および毛を引き抜く)による自己誘発性脱毛、過剰なグルーミングは不安の徴候であるが、飼い主はこの行動を目の前で確認しないと見落とすことがある。 |
症状 | 舐めることができるあらゆる部位に脱毛が見られるが、前肢内側、大腿部内側、会陰部、腹部に起こることが多い。左右対称性であることが多い。過度のグルーミングによりまれに皮膚を擦り剥ぐことがある。 |
診断 | 病歴、臨床症状、被毛検査、皮膚組織検査 |
類症鑑別 | 皮膚糸状菌症、過敏症(アトピー、食事、ノミ)、外部寄生虫 |
治療 | 心因的なストレスの基礎原因の鑑別および修正、ノミ駆除、エリザベスカラー、Tシャツ、薬物療法(アミトリプチリン、クロミプラミン、フェノバルビタール、ジアゼパムなど) |
予後 | 毛の再生は様々で、基礎的な原因が発見され修正されるかどうかによる。 |
一般診療